元気な農家のお店 あぐりっと
「農産物は単なる“モノ”ではなく、
一つ一つに生産者の物語があり歴史があるものだということを伝えたい」
「農村に息づく文化、特に食文化を都市の人にも楽しんでもらえる“場”を作りたい」
「生産者と消費者の関係だけでなく、生産者同士、消費者同士、
いろんな人の“輪”を大きく広げていきたい」
そんな思いを込めて「あぐりっと」と名付けました。
あぐりっとの人々
合同会社あぐりっとかくだ 代表社員
堀米 荘一
あぐりっとの代表を務める堀米荘一です。
代表という立場ではありますが、実は私も専業農家として、水田3ヘクタールと肉牛250頭ほど飼育しています。そのうち子牛を産む親牛は100頭ほどで、生産された仔牛は仙台牛として最後まで育て出荷しています。
私たちが住む角田市は中央に阿武隈川が流れ、その両側に広大な水田が開けています。
周りは低い山に囲われたまとまりの良い盆地になっており、古くから稲作と養蚕がこの地の経済を支えてきましたが、近年は、工場の誘致も進み工業化と農業の近代化を2本の柱として、地域作りが行われてきました。
こんな地域で農業で生きていこうと志を同じにする仲間が集まり立ち上げたのが、あぐりっとです。
ここは地域の農産物の販売所であり、情報発信の場であり、人々の交流の場であります。人が集まり、賑わいを作り出す事で地域の農業を少しでも元気にしたいと願っています。
また、私たち農家には農家だからわかる様々な情報や、物語があります。たとえば1粒のお米にはどんな物語や、情報が込められていると思いますか?品種や、産地、食味や、価格、消費者である皆さんにとっては1番大切な情報はどのお米がお買い得かと言う事かも知れません。
しかし、私たち生産者には、この地で遙か昔から米作りを続けてきた先人達の営みや、米作りにつぎ込まれた並々ならぬ努力の歴史がみえます。東北で米を育てる難しさに挑んだ技術者達の品種改良の歴史もあります。生活を支える米の価格を巡る先輩達の苦闘の歴史もみえます。
山から流れる水を、全ての水田に届ける水路は、まるで私たちの身体の中で、細胞に栄養を届ける血管のようです。何せ、お米を育てる養分の70%は水によって運ばれてくるのですから。そして何より私たちはよく育った水田の美しさを誰よりも知っています。
さてさて、一粒のお米ですが、そこには限り無い物語が潜んでいるのです。生産者の努力と思いが込められています。私たちはそんな物語を少しでも消費者の皆さんにも届けたいと願っています。この地で生きる立場を異にする物同士が作る人と食べる人、売る物と買う者そんな立場の違いを超えて支え合えたなら、どんなにかすばらしいでしょう。
そんな人と人との物語が育っていくように願いを込めて、あぐりっとを運営しています。
会社概要
運営
住所
電話
営業時間
営業日
売場面積
駐車場台数
代表社長
業務内容
合同会社あぐりっとかくだ(2008年2月26日設立)
〒981-1517 宮城県角田市毛萱字舘下11番地4
0224-65-3887
09:00 - 18:00
年末年始を除いて年中無休
約100平方メートル
約30台
堀米 荘一
農産物・加工品の生産と販売・農業体験農園、環境農園の運営
沿革
2011年3月11日
2008年2月26日
2008年5月24日
2011年3月12日
2011年3月
2011年5月
2011年
2012年9月
2014年7月26日
2016年2月
2017年9月30日
2017年10月4日
2018年
2019年10月13日
2019年10月17日
2019年11月
2019年12月
2019年
合同会社あぐりっと 設立
産直広場あぐりっとかくだ 開店
東日本大震災発生
ライフラインが止まり・物資不足の混乱が起こる中、発災翌日から営業を開始
仙台への出張販売、沿岸部での炊き出し等支援実施
福島第一原子力発電所の事故により、地元産農産物の買い控えが少しずつ始まる。
宮城県産牛肉よりセシウム検出
さらに、安全な農作物にも風評被害は広がり、経営は一気に悪化。
会社として存続の危機を迎える。
役員体制を一新。風評被害により減少した客足の回復と、地域農業への貢献のため経営改革に取り組む。
店舗を改装し「稲caféあぐりっ人」をオープン
「角田の農産物を自ら加工する直売所」を目指し、加工場を新設。 落成式を開催。
「稲caféあぐりっ人」宮城県の『食材王国みやぎ地産地消推進店』認定
ずんだシェイク販売開始
地元幼稚園の秘伝豆のもぎとり体験会実施(その後定期的に実施)
平成30年度「食材王国みやぎ」推 進優良活動表彰地産地消部門にて大賞を受賞
台風19台風発生 周辺道路冠水につき孤立状態に
営業再開
復興収穫祭開催
台風災害のお見舞い金として、42,200円(店舗での募金+あぐりっとからの志)を
丸森町役場に寄付。町内の小中学生へ、みかんを寄贈。
令和元年度地産地消等優良活動表彰 (生産部門)東北農政局長賞
メディア掲載歴
2014年8月14日
2014年8月28日
2014年9月13日
2015年4月24日
2015年5月18日
2015年12月24日
2016年4月1日
2016年7月4日
2016年11月
2017年9月13日
2018年2月23日
2018年3月28日
2018年6月3日
2019年4月18日
2019年8月22日
2019年11月1日
2019年11月
2019年2月25日
2021年6月30日
【河北新報】ー農産物加工へ新拠点(加工施設完成について)
【仙台発大人の情報誌 りらく9月号】 (稲cafe取材)
【河北新報(夕刊)】ー特産「3め」ふんだんに(稲cafe取材)
【河北新報】ー魅せる150点展示(地元作家の展示販売会について)
【TBSテレビ「ワンカフェ」】(稲cafe取材)
【TBSテレビ「モニタリング」】
【河北新報】ー「春彩ランチ」特産漬物メーンに中画学生考案
(角田中学校の生徒さんの漬物コンテストに応募作品を、稲caféで卒業を祝うメニューとして商品化)
【NHK「グレーテルのかまど】ー『杜の都のずんだもち』
【河北新報社発行「ウィークリー仙台」】(稲cafe取材)
【宮城県広報番組「伊達な旅紀行 いいトコ!みやぎ」】(「秘伝豆のずんだ餅」について)
【河北新報】ーずんだマフィン 秘伝豆の味わい濃厚
【東日本放送「夕方LIVE!キニナル」】( 角田名産の梅の商品について)
【河北新報】ー角田の野菜 直売10年「あぐりっと」収穫祭
【フジテレビ「 世界なんだこれミステリー」】(ずんだの素材提供)
【河北新報】(手作りのピザ窯ロボについて)
【河北新報】ー一時孤立 角田の直売所 支え合う場 元気に 新鮮食材 提供続ける
【読売新聞】(復興応援収穫祭について)
【ミヤギテレビ「OH!バンデス」】(角田どんぶり特集)
【KHB東日本放送 突撃「ナマイキTV】(手しごと手帖 角田の梅ジャム)